堀江貴文氏が自民党の裏金問題は「大したことない」投稿 批判意見には「比較の仕方がおかしい」と一蹴

 ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏が26日までに更新したX(旧ツイッター)で、自民党の裏金問題を「大したことない」とする見解をつづり、フォロワーから賛否が起きている。

 堀江氏は25日付投稿で、今回の問題がリクルート事件(1988年)から、東京佐川急便事件、金丸信副総裁の失脚、宮沢内閣不信任から非自民の細川内閣誕生(93年)という約30年前の「政治とカネ」の問題から自民党が下野するまでの経緯に似ているという識者のブログを引用し、「これはまさにそうで、大したことない裏金問題を大ごとにしたい週刊誌とかマスコミとか検察が暴走し、政界再編が起こる」と指摘。さらに「野党にとってはチャンスだが、立憲民主はノーチャンスだろう笑」とも付け加えた。

 この投稿で堀江氏による「大したことない裏金問題」という表現に対して、フォロワーから「大した事あります」「私たちの税金」と反発する声が起きた。

 堀江氏は26日付投稿で、フォロワーからの「大した事あるよ。世間との感覚かズレてますよ。堀江さんはいろんな事に成功しているのだろうけれど」という意見に対して、「多分自分の年収とかと比べて政治家の裏金がでかい、的なことを言ってるんだろうけど、ちょっとした中小企業クラスの仕事してるんだから、そんなもんだろ。比較の仕方がおかしいんだよ」と一蹴した。

 こうした堀江氏の見解に対し、「誰も年収の比較などしてなく、脱税の批判をしている。脱税の額を年収に置き換えるのは意味あるのでしょうか。それとも中小企業の社長レベル以上は数千万の脱税は当たり前と言っているのでしょうか?」「正規の報酬の金額の問題ではなく違法な裏金であるという事が問題なのだが?」と政治家による法律違反の疑いと倫理観を問題視する指摘もあったが、「堀江さんが世間との感覚がズレてるなんて思わない」「『世間の感覚』にどれほどの価値があると思ってるんだろう」などと支持する声もあり、根本的な部分で価値観の違いが露呈していた。

(よろず~ニュース編集部)

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